東アジアのサイバーセキュリティー
今回は東アジアのサイバーセキュリティーについて簡単に見てみたいと思います。
まず始めに韓国ですが2013年にサイバー攻撃を受けました。攻撃の対象はテレビ局や銀行でATMやモバイル決済に影響がでました。
2013 South Korea cyberattack - Wikipedia, the free encyclopedia
次に中国ですが、情報を検閲するシステムを保有しており「金盾」という名前がつけられています。万里の長城の英語名からGreat Firewallとも言われているそうです。
またアメリカからサイバー攻撃部隊の存在についてのレポートが出ています。上海近郊にあるビルを拠点としているらしく、レポートの中には正確な場所まで記載されていました。
http://intelreport.mandiant.com/Mandiant_APT1_Report.pdf
サイバー空間は宇宙空間のように新しい技術で開拓して行くフロンティア的な側面もあるため、国際的なルール作りも進んでいます。中国からはロシアと共同で国連にInternational Code of Conduct for Information Securityが提出されました。直訳すると
「情報セキュリティのための国際行動規範」となります。
https://www.ccdcoe.org/sites/default/files/documents/UN-110912-CodeOfConduct_0.pdf
次回は中国と同様にサイバー攻撃をしている集団についてレポートが出されたロシアについて見てみたいと思います。